ケアマネジャー試験合格!必須五か条 その四

ケアマネジャー試験合格に向けて、テキストや練習問題を学習することは重要ですが、プラスして、情報収集を行い、その情報を分析することも同じように重要なものです。

ここでは、合格に向けて必要な情報収集・分析方法について紹介します。

パソコンで情報収集

①試験に向けた情報収集・分析

試験に向けた情報収集では、試験を受けるために必要かつ正確な情報を収集することが重要です。できるだけ早く受験申込期間や受験申込方法、試験日等を正確に把握することで、自身が余計な心配をする必要がなくなり、安心して学習にうちこめるものです。

また、模擬試験や講習などの情報を収集することで、自身の学習計画と照らし合わせて、最適な模擬試験や講習を選択することができますので大切な情報収集です。

なお、受験会場が通知された場合、会場まで足を運び、駅から会場までのルートや、大雨や地震などで、電車が止まった場合などの緊急時ルートの検討を行うことが重要です。

遠隔地からの受験は、前泊も想定されます。ホテル・旅館などの宿泊施設の情報収集も必要になります。

試験会場

②学習のための情報収集・分析

学習のための情報収集では、ケアマネジャー試験において必要な法律・統計情報を収集することが重要です。

主な情報収集箇所を下表に示してみました。表の中にある厚生労働省等法令データーシステムは、学習していく中で、最も重要な情報収集資源です。これは法制度名で検索することで、その法制度の最新の条文が閲覧できるとともに、関連している法制度についても閲覧できるシステムなっています。

特に介護保険法は、ケアマネジャー試験において最も重要な法律であり、条文に関連した問題が、毎年多く出題されています。そのため、頻繁にチェックしておく必要があります。

なお、法制度の条文の閲覧画面上部には最終改正年月日が記載されていますので、改正箇所も合わせてチェックすることができます。改正後の最新の条文を閲覧するようにしましょう。

なお、この他にもさまざまな情報収集箇所がありますが、情報の真偽や情報発信日などに注意すること重要です。

必須!情報収集・分析資源一覧
🔷法律・統計情報

  1. 電子政府の総合窓口(法令検索システム等) e-Gov https://www.e-gov.go.jp/
  2. 厚生労働省(統計調査結果)https://www.mhlw.go.jp/toukei/

 

ケアマネジャー試験合格!必須五か条 その三

学習方法は、前回の学習ライフと関連していて、学習期間や1日の学習時間などで、大きく左右されるものです。また、学習内容の理解・暗記する最適な方法も人それぞれです。そのため、どのような学習方法をとったとしても、必ず行うであろう練習問題とノートのまとめ方について紹介します。

ケアマネジャー試験スケジュール管理

①練習問題の活用法

練習問題は、主に過去問題集や模擬問題集などがあり、実際の試験に向けての経験値をアップさせるために最も重要な教材です。

この教材の活用方法としては、

Ⓐテキストや参考書で一通り学習を終えてから取り組む方法と、

Ⓑ1分野(もしくは1項目)終了時に、対応した問題に取り組む方法が代表的です。

Ⓐの方法は、試験慣れの練習も兼ねて、実際の試験形式で、時間を計りながら解くことで経験値をアップできるとともに、答え合わせをして、自分が獲得できた得点によって、自身の現状レベルを把握することができます。

Ⓑの方法は、学習した分野・項目が確実に理解できているかの確認を行い、不十分な点は、再度学習することができます。

このように、どちらの方法も違った利点をもっており、可能であるならば両方とも取り入れた学習を行うことが望ましいです。ただし、Ⓐの学習方法には、一通り学習を終える時期によって、練習問題を解く回数が少なくなってしまう点が、Ⓑ の学習方法には、不十分な点を再度学習することで、次の分野・項目に進めない点等の短所があるため、十分に検討することが大切である。

②まとめノートの書き方

ノートのまとめ方において最も重要なことは、自分が理解しやすく見やすいように書くことです。これは、まとめノートを作成し、その後の反復学習の際に、どこに何が書いてあるかが自身ですぐにわかるようにしておくことが、まとめた際の理解度や時間的な効率面からみて大切なことだからです。

また、練習問題で不正解した箇所や、試験の頻出箇所は、再度学習することが考えられるため、付箋などで目印を付けておくなどの工夫をしておくことで、学習効率が改善できます。

まとめノートのポイント

〇自分が理解しやすいようにまとめる

〇できる限り、表・図・箇条書きなどで簡潔にまとめる

〇後で、追記できるよう空白部分をあらかじめ設ける

ケアマネジャー試験合格!必須五か条 その二

ケアマネジャー試験合格!必須五か条 その二 学習ライフ

そもそも学習ライフとは、ケアマネジャー試験合格に向けて、自身のライフスタイルの中に学習(勉強時間)を盛り込んだものをいいます。

ただし、ただ試験のために普段のライフスタイルの時間を割いて盛り込むという感覚ではなく、ごく自然に学習を行うことができるように生活習慣を変えていくことが大切です。

つまり、食事や睡眠、就労などの生活の中で必ず行う項目に学習を盛り込むことになります。この際に、重要となるのが試験までの学習期間と1日の学習時間の設定になります。

ケアマネジャー試験過去問

学習期間の設定

学習期間は、学習開始時期が早ければ早いほどよいというわけではありません。1日の学習時間や学習計画によっては、学習疲れや介護保険法改正などの情報の更新に伴う学習の繰り返し等の理由から、学習が非効率になり、よい結果が望めない場合もあります。

ただし、学習開始時期が早ければ、ゆとりのある学習の時間設定が行えることは確かです。そのため、開始するにあたって、準備しておくものは、介護支援専門員基本テキストや参考書などはもちろん、それらの教材から、どのように学習していくかを考え、短期的と長期的に分けた学習計画を作成することが大切です。

そのため、学習開始時期の1ヶ月前から教材の準備や学習計画の作成を行う必要があります。

1日の学習時間の設定

1日の学習時間は、学習期間や試験日直前などで多少の誤差が生じるものの、概ね週16~20時間(学習期間1年の場合)が適当です。

この時間を自身のライフスタイルに配分して、1日の学習時間を設定します。その際、試験直前でなければ、なるべく睡眠時間を割くことはさけ、その他の時間でいかに空き時間や無駄になっている時間を探すかが大切です。

以下を参考にされることをおすすめします。

コツコツ毎日型と週末集中型の例

1日の学習時間
平日(5日間) 休日(2日間) 1週間の学習時間
コツコツ毎日型 2時間×5日間 3時間×2日間 計16時間/週
週末集中型 1時間×2日間 7時間×2日間 計16時間/週