学習方法は、前回の学習ライフと関連していて、学習期間や1日の学習時間などで、大きく左右されるものです。また、学習内容の理解・暗記する最適な方法も人それぞれです。そのため、どのような学習方法をとったとしても、必ず行うであろう練習問題とノートのまとめ方について紹介します。
①練習問題の活用法
練習問題は、主に過去問題集や模擬問題集などがあり、実際の試験に向けての経験値をアップさせるために最も重要な教材です。
この教材の活用方法としては、
Ⓐテキストや参考書で一通り学習を終えてから取り組む方法と、
Ⓑ1分野(もしくは1項目)終了時に、対応した問題に取り組む方法が代表的です。
Ⓐの方法は、試験慣れの練習も兼ねて、実際の試験形式で、時間を計りながら解くことで経験値をアップできるとともに、答え合わせをして、自分が獲得できた得点によって、自身の現状レベルを把握することができます。
Ⓑの方法は、学習した分野・項目が確実に理解できているかの確認を行い、不十分な点は、再度学習することができます。
このように、どちらの方法も違った利点をもっており、可能であるならば両方とも取り入れた学習を行うことが望ましいです。ただし、Ⓐの学習方法には、一通り学習を終える時期によって、練習問題を解く回数が少なくなってしまう点が、Ⓑ の学習方法には、不十分な点を再度学習することで、次の分野・項目に進めない点等の短所があるため、十分に検討することが大切である。
②まとめノートの書き方
ノートのまとめ方において最も重要なことは、自分が理解しやすく見やすいように書くことです。これは、まとめノートを作成し、その後の反復学習の際に、どこに何が書いてあるかが自身ですぐにわかるようにしておくことが、まとめた際の理解度や時間的な効率面からみて大切なことだからです。
また、練習問題で不正解した箇所や、試験の頻出箇所は、再度学習することが考えられるため、付箋などで目印を付けておくなどの工夫をしておくことで、学習効率が改善できます。
まとめノートのポイント
〇自分が理解しやすいようにまとめる
〇できる限り、表・図・箇条書きなどで簡潔にまとめる
〇後で、追記できるよう空白部分をあらかじめ設ける