第8回ケアマネジャー過去問・解説

第8回(平成17年度)ケアマネジャー試験問題及び解説「福祉サービスの知識等」

問題51〜55までの問題及び解説です。

問題51 訪問介護について適切なものはどれか。2つ選べ。

1 訪問介護員は、居宅で利用者と接し、その生活実態等をよく知っているので、サービス担当者会議等において利用者の希望や不満に関する代弁者としての役割も期待される。

2 在宅でのターミナルケアにおいては医療的な対応が求められるため、訪問介護は、看護師の資格を有する者が行わなければならない。

3 通所サービスを利用するための準備に支援が必要であれば、訪問介護を利用することができる。

4 生活援助は、要介護者等の身のまわりのことを代行して行うサービスであり、本人ができることについても代行することが望ましい。

5 サービス提供責任者は、訪問介護計画の作成と訪問スケジュールの管理が主務であり、訪問介護員に対する技術的な指導は行わない。

問題52 通所介護について正しいものはどれか。2つ選べ。

1 通所介護計画は、その内容について利用者に説明し、その同意を得て作成され、必ず文書として利用者に交付しなければならない。

2 集団で利用するサービスであり、サービスの内容が明確ならば、利用者個人ごとの目標の設定は必要ない。

3 理学療法士や作業療法士による機能訓練を行うことができる。

4 介護報酬基準上、l6時間以上8時間未満の長時間サービスとされており、3時間未満の短時間サービスは認められてない。

5 認知症の者は、通所介護の利用について、認知症専用型しか利用することができない。

問題53 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)におけるサービスの提供について適切なものはどれか。2つ選べ。

1 グループホーム内における生活が重要であり、利用者が地域に出かけていくことは危険なので避けた方がよい。

2 自立を促進するために、利用者の日常生活動作のできる部分、できない部分を理解することが有効である。

3 意欲が低下している利用者には、叱咤激励して役割をもたせることが有効である。

4 利用者には見当識障害がある場合が多いので、環境的な配慮はあまり必要がない。

5 利用者の自立を高めるためには、「手続き記憶」を活用した働きかけが有効である。


問題54 住宅改修費について適切なものはどれか。2つ選べ。

1 支給額には支給限度基準額が設定されており、要支援、要介護状態区分にかかわらず定額である。

2 要介護3から要介護5に重くなった場合には、再度、住宅改修費の支給を受けることができる。

3 転居前に住宅改修費の支給を受けていた場合には、転居後に住宅改修の必要があっても、住宅改修費の支給は受けられない。

4 右開きの戸を左開きに変更する工事は、住宅改修費支給対象となる場合がある。

5 支給申請に必要な「住宅改修が必要な理由書」の作成は、原則として要介護者本人が行う。


問題55 介護老人福祉施設について適切なものはどれか。3つ選べ。

1 入所定員が20人以上の介護老人福祉施設は、少なくとも1名以上の常勤の介護支援専門員を置かなければならない。

2 医師及び介護支援専門員が特に必要と認めた場合には、入所者は、訪問看護等の医療ニーズに対応した居宅サービスを利用することができる。

3 介護支援専門員は、入所申込者の入所に際し、心身状況や病歴を把握する必要はあるが、生活暦に関する情報は収集する必要がない。

4 入所者が居宅での生活を営むことができるかどうかについて、介護職員等の従業者の間で協議し、定期的に検討しなければならない。

5 介護支援専門員は、入所者や家族から苦情の申し出あった場合には、その内容等を記録しなくてはならない。