第8回ケアマネジャー過去問・解説
第8回(平成17年度)ケアマネジャー試験問題及び解説「保健医療サービスの知識等T」
保健医療サービスの知識等になります。ここでは、法定資格者により問題が免除されます。
医師・歯科医師・・・・「問題26〜問題45免除」
薬剤師・保健師・助産師・看護師・准看護師・理学療法士・作業療法士・視能訓練士・義肢装具士・歯科衛生士・言語聴覚士・あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師・柔道整復師・栄養士(管理栄養士)・・・・「問題26〜問題40免除」
問題26 高齢者によくみられる疾患について適切なものはどれか。3つ選べ。
| 1 シャイ・ドレーガー症候群では、パーキンソン病様症候群がみられる。 2 関節リウマチは、血清尿酸値の上昇によって起こる疾患である。 3 高齢者のてんかんの原因は、主に脳血管障害か頭部外傷の後遺症である。 4 パーキンソン病は、徐々に全身の骨格筋が萎縮して、四肢の筋力低下による運動や歩行等の生活機能低下、嚥下障害、言語障害等の症状がみられる。 5 ピック病は、認知症を主症状とする疾患であるが、アルツハイマー病と比べて、人格障害の症状が顕著にみられる。 |
1
(テキスト第3巻P39)
2 自己免疫が深く関わっていると考えられる。
(テキスト第3巻P62)
3
(テキスト第2巻P35)
4 設問は筋萎縮性側索硬化症の説明文。
(テキスト第3巻P38)
5
(テキスト第3巻P41)
問題27 脳血管疾患について適切なものはどれか。2つ選べ。
| 1 くも膜下出血は、脳の局所症状を伴うことが多い。 2 脳塞栓は、注射針等から混入した空気が原因となることが多い。 3 脳血栓の症状は、数時間から1日、2日かかって完成する。 4 硬膜下血腫は、経過観察により自然消退することが多い。 5 脳血管疾患の後遺症の予防には、早期のリハビリテーションが大切である。 |
1 くも膜下出血は、突発性の激しい頭痛が特徴で、吐気、嘔吐を伴うことが多い。
(テキスト第3巻P31)
2 脳塞栓は、心臓に作られた血栓が脳にとぶことが最も多い。
(テキスト第3巻P30)
3
(テキスト第3巻P31)
4 放置するば死亡する。高齢者では転倒による頭部打撲が多い。
(テキスト第3巻P36)
5 安静による合併症、廃用症候群防止のためにも、早期のリハビリテーションが大切である。
問題28 加齢に伴う検査値の変化について適切なものはどれか。2つ選べ。
| 1 経口糖負荷試験の血糖値は、より高くなりやすい。 2 クレアチニンクリアランスの低下に伴い、血清クレアチニン値も低下する。 3 血清アルブミン値が上昇し、浮腫を来しやすくなる。 4 GOT(ALT)の加齢に伴う変化はほとんどない。 5 呼吸機能検査では、肺活量が低下し、1秒率は増加する。 |
1 経口糖負荷試験=OGTT。空腹時血糖は加齢による変化は少ないが、耐糖能が低下しているため、OGTTでは負荷後の血糖は高値を示す。
(テキスト第3巻P15)
2 血清クレアチニン値は上昇する。
3 アルブミンは栄養評価の指標。数値が低下すると浮腫や心不全を来しやすくなる。
(テキスト第3巻P14)
4
(テキスト第3巻P15)
5 肺活量、一秒率ともに低下する。
(テキスト第3巻P18)
問題29 高齢者の介護について適切なものはどれか。2つ選べ。
| 1 経管栄養の場合には、唾液の分泌が減少するので、口腔清掃の必要性は低下する。 2 褥瘡を予防するためにエアーマット等の用具を使用している場合でも、体位変換は必要である。 3 嚥下食の場合場合には、便秘を起こしやすいので食品内容を工夫する。 4 嚥下困難がある場合には、飲み込みやすくするため、スポンジ状の食品や練り製品がよい。 5 胃瘻がある場合には、入浴ができないので、清拭を行う。 |
1 経管栄養の場合などは、唾液分泌量が減少し
(テキスト第3巻P206)
2 予防用具は補助的用具と考え、2時間ごとに体位変換を行う。
(テキスト第3巻P112)
3 嚥下食を食べているときは脱水や便秘を起こしやすい。
(テキスト第3巻P98)
4 ドロドロとした形態(ピューレ状)や半固形のものが飲み込みやすい。
(テキスト第3巻P98)
5 胃 以外でも、中心静脈栄養、人口肛門、膀胱留置カテーテル、その他、各種の医療処置、医療器具をつけたままで入浴を行うことが可能である。
(テキスト第2巻P138)
問題30 適切なものはどれか。2つ選べ。
| 1 廃用症候群の改善もしくは予防のためには、日常生活を可能な限り活動的なものにすることが重要である。 2 拘縮とは、筋力の低下により、関節可動域が制限された状態である。 3 関節可動域訓練は、より可動域を広げることができるよう、自分で運動ができる場合でも、他動的訓練を優先して行う。 4 食事、排泄、更衣等の基本的な日常生活動作をIADLという。 5 日常生活動作の援助においては、本人の残存能力を積極的に使い、可能な限り自立できるよう援助する。 |
1
(テキスト第2巻P173)
2 拘縮とは、関節包や靭帯など関節を構成する組織や周囲の組織が伸縮性を失い、短縮し、正常の関節の動きが阻害された状態である。
(テキスト第3巻P111)
3 可能な限り自動運動につながる援助が望まれる。
(テキスト第3巻P117)
4 日常生活動作はADLといわれる。IADLとは手段的日常生活動作のことを指す。
(テキスト第3巻P116)
5
(テキスト第3巻P116)