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介護保険料〜費用膨らみ上昇続く

ケアマネジャーであれば御存じの情報かもしれませんが、介護保険料はどうなっているのかなと思われるケアマネさんはご覧ください。


介護保険料がH27年4月からまた上がりました。年金生活には負担が重くなっています。65歳以上の介護保険料は3年ごとに改定され、4月からは全国平均でみると月5,514円になりました。


前期(昨年度までの3年間)比べると約11%の上昇、介護保険が始まった2000年度の2倍近くです。実際の保険料は市町村ごとに異なり、月8,686円〜2,800円と幅があります。これはその市町村で向こう3年間に使われると見込まれるサービスの量(費用)に応じて決められるためです。


保険料を前期より引き上げた市町村は約94%に上りました。保険料は原則として年金から天引きで徴収されますので、負担が増していると感じるのも無理はありません。


現在サービスを利用する人は約510万人。高齢化の進展で年々増え続け、当初に比べて3倍近くに増えています。それに伴って費用も約10兆円とやはり3倍近くに達しています。


介護保険のサービスの一つ一つには国が定めた料金があり、自己負担分を除いた費用は国と・都道府県・市町村が負担する公費と、40歳以上の人が負担する保険料で半分づつ賄っています。このため、費用が膨らめば公費も保険料も当然増やさなくてはなりません。


このままいくと団塊の世代が75歳以上になる2025年度には、費用は約21兆円と倍増し、保険料は全国平均で月8,200円程度になると見込まれています。夫婦では月16,000円余り。これはもう限界ではないでしょうか。


今後の課題は費用の伸びをどう抑制するかです。その一環として今年4月以降、介護度が比較的軽い人のサービスが見直されたほか、施設入所の要件厳格化や一定の所得がある人の利用料引上げなどが順次実施されています。次第に使い勝手悪くなっていくのではないかという声も聞こえそうです。