ケアマネジャーの職場

居宅介護支援事業所

介護保険制度で設置された居宅介護支援事業所、ケアマネジャーが従事する職場としてトップです。



居宅介護支援事業所とは

居宅介護支援事業所は、居宅(在宅)で介護を受ける要介護者・要支援者が、介護保険の給付サービスや医療・福祉サービスなどをスムーズに利用できるよう支援するところです。


ケアマネジャーが、本人や家族の依頼を受けてケアプランを作成するところであり、プラン作成以外にもサービス事業者への連絡・調整なども行う事業所です。


また、介護保険施設へ入所を要する場合には、その紹介等も行います。


居宅サービス調整の主なもの

1)居宅訪問介護(ホームヘルプサービス)

2)居宅訪問看護

3)居宅訪問入浴

4)通所介護・通所リハ(ディサービス)

5)住宅改修支援・福祉用具貸与など


また、居宅介護支援事業所には、独立型の居宅介護支援事業所いわゆる介護保険サービスを提供する事業所と併設していない単独の居宅介護支援事業所があります。


厚生労働省が調査した統計情報をみると、ケアマネジャーが一番多く従事しているのが、居宅介護支援事業所となりまります。その次が介護保険施設に従事しているケアマネジャーが多いです。


職種別常勤換算従事者数

(厚生労働省:平成16年度介護サービス施設・事業所調査結果の概況より


介護保険の居宅サービス事業所、施設ににたずさわる従事者はどんな人が、どういう所で働いているかわかりますので一度ご覧下さい。

(単位:人)
職   種 短期入所
生活介護
居宅介護
支援
介護老人
福祉施設
介護老人
保健施設
介護療養
型施設
介護支援専門員 1,647 50,476 5,582 4,464 3,641

上記の表は、表22職種欄の介護支援専門員(ケアマネジャー)を抽出して記述していますが、ご覧のとおり居宅介護支援事業所に従事している方が50,476人(76%)で、ケアマネジャーの職場としてはトップの働き場所だとわかります。


まず、介護のことでこまったら、近くの居宅介護支援事業所に相談するのが一番です。ということで、ケアマネジャーの一番多く働いているのが居宅介護支援事業所です。


まさに、介護保険の要の職場といったところですが、課題もあります。


多くが介護サービス事業所との併設であり、利用者から「事業者ベッタリ」との批判も多いと聞いています。けっして全部じゃないんでしょうが、ただそんなふうに見られるところがあるということは、ケアマネージャーとして今後の課題かもしれません。


また、「介護保険の現状」で紹介していますが、現在介護保険認定者が増加の一途をたどっていますが、それに比例してこの居宅介護支援事業所も年々増加しています。


ケアマネジャーの職場として今後更に拡大する職場になると思われます。


なお、 「指定居宅介護支援等の事業の人員、設備及び運営に関する基準」を別途掲載しています。18.4に基準が改正されていますのでご覧下さい。